2025年夏に巻き起こったジレンマ:推し(好きなアーティスト)が自ジャンル(ギリシア神話)で創作(歌をリリースしている)してるのに私は仕事に打ち込みSNSばかり更新し何をしているのだ・・・・・・?
ちょっと想像してみてほしいんだけど、好きなアーティストが自分の好きなジャンルからインスピレーション受けて曲をリリースしたらどう思う? ヤバない?? 「作品の主題歌に決定した」とか「これが私のイメソン」とかそういうのを超えてね、ガチで創作されてしまった時この感情をどこにぶつけたらいいのか分からなくて今夏私は味わったことのない感情でぐちゃぐちゃになってじたばたしています。
この星は二千年前のわたし
自分と縁深いライブ会場を発端に、古代ギリシャやローマの時代の人々へ思いを馳せて、そして”人生と時間”をテーマに作られた茅原実里ちゃんの新曲、『この星は』。
「約二千年前に劇場の建築に関わった人達ひとりひとりは、約二千年後に自分達が作ったものが再現されるなんて思いもしなかったと思う。悩んだとき、大きな流れを目の当たりにしていろんなことがちっぽけに感じた」
「自分が頑張っていることに意味は無いかもしれない。でもマクロの視点で見たら、平凡な人生も特別な人生も無数にある人生のひとつにすぎず、それでもそのすべてが、誰かと、何かと、どこかで繋がっている」
「この曲を作る過程で、考え、気持ち、想いが時を超えるんだなって思った。形あるものはいつかなくなっちゃうけど想いは消えないのかもしれない」
わかる~~~~~~~~わかるで~~~~~~~~~~~~!!!! わかる~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!! そういう視点!! そういう概念!! このジャンルへの解釈が一緒!!!! 私もさギリシア神話という大樹に実る果実を収穫してさどんなジャムを作るかと考えたらさ大鍋につっこむのは人間の普遍的な営みとか感情とか空虚感とか人間を肯定したい何かでさグッツグツグッツグツ煮こんでデロッデロに実が崩れて瓶に詰めてほらできました~~~お~いし~~~い! みたいな!! みたいな感じ!! 解釈一致嬉しい!!
元々私はみのりんのこの丁寧な語りと優しさがすごく好きなんです。自ジャンルがみのりんの琴線に触れて創作のタネになってくれて本当に嬉しいしみのりんいろいろ勉強もしてくれたみたいでほんと嬉しい。嬉しいばっかり。
「この星は二千年前のわたし、いつか届くかもしれない光」。大好きなフレーズです。二千年前に生きた『わたし』、そして時間をかけて遠くまで届く光。かつて大昔に放たれた誰かの小さな輝きが夜を過ごすわたしのもとに届いて、人生の悩みも孤独感も「もう大丈夫なのかもしれない」と思わせてくれる。朝になったら何も変わってなくていやになっちゃうんだけど、でもやっぱりわたしのところに届く光は「大丈夫かもしれない」と勇気づけてくれる。そうやって一晩一晩乗り越えていく。そして、何者にもなれないしいつか死んでしまう私も、いつか誰かを照らすかもしれない。二千年後の『あなた』に届くかもしれない。早くあなたと話したい、つながっていきたい。
不思議と、古代ギリシア人が口に出しそうな世をはかなむ単語も使われていて、これは古代ギリシアだな……と唸りました。この詩、大好きです! みのりんの詩が天才、大好き!
早くリリックビデオ出てほしいです。リリックビデオ出ましたね! 詞が引き立っている。
見上げれば白きパルテノン
もうひとりの推しの新曲です。平沢進おじさん。新譜から、新曲『パルテノン』無料配信!
https://www.susumuhirasawa.online/cd-unzip
パルテノンて!!!!
なんかあの、知恵の女神アテナが人質みたいです。人質………あの女を……人質に……。
深淵なるヒラサワールド。まずめっちゃ白いの笑いました。白すぎやろ、漂白されすぎやろ! んであの、ハロー人類と、誰かが、誰かが起きてこっちに向かってきてる! それ誰! 曲調がバカ明るいのが余計不気味だし何を暗喩しているのか全容がわかりません。アルバム全曲通して聴かないと分かりません(※聴いても大体分かりません)。平沢進があんなに世界的にメジャーな建物パルテノン神殿をテーマにした曲を唄うとは思わなかったし世界的にメジャーな女神アテナを歌詞に出すとは思いませんでした。なんかほら平沢進といえばイメージがアジアじゃん……環太平洋じゃん……。エーゲ海に来たって思いました。驚いた。平沢は海賊なの? 何個の海を制覇していくの?
平沢進は昔から曲が好きでずっと聴いています。今敏監督の作品が好きで、音楽が気になり、そこから追うようになりました。民謡や歌謡曲のようなメロディーに異質なデジタル音、そしてライブパフォーマンスの面白さが好きです。
で、パルテノンて!!!!!!!!
私はどうしたらいいんですか
嬉しいとか吃驚とかも色々あるんだけど一番は「自分も作りたい」です。悔しい。
自分がやるしかない。一歩一歩やるしかない。
それこそ、みのりんの『この星は』のように、作っていたら誰かが私の描いたものを見つけてくれるかもしれない。ボチボチやっていきます。
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