『蛙』の声が聴こえてくるよ

大爆笑。

いや素晴らしいんですよ。紀元前の古代ギリシャ語で古代ギリシャの劇を映画にして公開するっていう斬新な作品。

  1. 古代ギリシャ語を学び、
  2. 古代ギリシャの演劇を分析し、
  3. 映画を製作する

っていう三段階の試練を乗り越えて全世界に公開するという太っ腹。もうこのチャンネルが現代のディオニュソス劇場だよ!

 

でもチョイスが『蛙』なんだ!?

 

そしてなんか混ざってない!?!?

 

あーもう何が面白いのかまったくわからんままなんか笑いながら見てしまう不思議さ。まず私原作の『蛙』からして笑いのツボに入るんですよ。あれ、大部分が吉本新喜劇じゃないですか。ディオニュソスがヘラクレスのコスプレしてヘラクレスの家の戸を叩くところからもう吉本の舞台の導入なの。ムチでしばかれる展開とか見たことあるの。もう私知ってるの。関西では土曜の昼に放送されてるから知ってるの。石田靖が島田珠代を冥府の壁にぶつけてる姿が見えるの。

『蛙』のストーリーの説明は割愛します。知らん人は「かわず ギリシャ」でググってくれ。本もある。探してくれ。評価されてる部分は古代ギリシャにおいての演劇批評が同じ演劇の形で繰り広げられなおかつ当時の世相を反映した風刺の要素もありそこが観客の胸を打ったのではないだろうかとかそういう真面目な論がある一方でやってることが吉本新喜劇なのがシュールなんですよね……。

実際は『蛙』の中盤から話がそれてそれて、そして違う話が混ざって混ざって……。でもその噛み合わせ方が愛があってとても心地良かったです。同好の士(同好というのもおこがましいのですが……)の世界観にひったひたにひたれることが本当に嬉しい。そして大自然のロケーションが気持ち良い。広い草原や川でディオニュソス達がキャッキャしてる映像を観てるだけでニコニコします。

とても楽しい視聴体験でした。

 

 

現代ギリシャ語字幕ヴァージョンも公開されてる!

そしてこれだと日本語字幕がつけられる!

あーーーーーー面白い。ずっと笑っていられるぞ!

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